柴咲コウのライフスタイルコラム “こう暮らす” #1

うめ眺める

 「Beauty is Harmony 美しさとは調和である」をテーマに、プロダクトやコンテンツをお届けしているLes Trois Graces(レトロワグラース)。
新たにスタートするこのコラムでは、プロデューサー、柴咲コウが大切にしている自然と調和する暮らしをご紹介していきます。


北海道でのうめしごと。
大粒の梅でぜいたく梅酒!

“梅雨”という季節の由来は“梅の熟す時期の雨”という意味があるのだとか。
街中でも青や黄色の綺麗な梅が並んでいるのを見かけはじめる頃。
レトロワグラースでは、毎年恒例「うめしごと」の季節なのです。

贈り物でいただいたという、特大の青梅を抱えて見せてくれたコウさん。
北海道でのぜいたく梅酒作りが始まりました!

うめ箱大粒熊代乃梅

蓋を開けた瞬間ふわっと上品な梅の香りが。
まずは梅をきれいに洗って、大きな竹ざるにざばーんとあげます。ざるいっぱいに大粒の梅がごろごろと転がって音も豪快。
これぞ “うめしごと”!

うめざる

水気をきれいに拭き取ったら、竹串や爪楊枝でヘタを丁寧に取りのぞきます。つるんときれいに取れたときは快感!

真剣な表情で素早くヘタをとっていくコウさん…はやい…そして上手い…。
レトロワスタッフが残したヘタの欠けらを「ちょっと甘いねぇ…」と言いながらぴこぴこと取っていきます。

「多少傷がついても、そこからシロップがよく染み込んでくれるからOK!」とコウさんの一言で、初心者のスタッフも思い切りが良くなってきました。

コウさん、梅とり写真
(その間隣で、保存瓶を熱湯殺菌している段取りの良さ!)
取ってる写真
(こんな時も、下に敷いたり水気を拭いたり、さささ 和晒ロールが大活躍です!)

今回の梅酒は二種類。
氷砂糖とホワイトリカーで漬け込むベーシックな梅酒と、黒糖とウイスキーで漬け込む黒糖梅酒。

梅と砂糖を満遍なく交互に瓶に詰めていきます。
黒糖のいい香り〜。我慢できずに、全員ひとかけらずつボリボリと食べ始めました。

黒糖びん

最後にトクトクとお酒をたっぷり注ぎ入れたら完成です!

おおよそのレシピはこちら。(今回は秤がなかったので目安の分量です)

<氷砂糖・ホワイトリカー>

  • 梅:約1kg
  • 氷砂糖:約0.5kg
  • お酒:約0.9L

<黒糖・ウイスキー>

  • 梅:約1.75kg
  • 黒糖:約1.1kg
  • お酒:約2.4L

甘さ控えめがお好きな方は砂糖を減らしたり、お酒を焼酎やブランデーにしたり、お好みのレシピでお試しください。
アルコール度数が高いお酒は出来上がりも早いので、1〜2ヶ月ぐらいで飲みたい!という方にはおすすめです。

瓶しめ

「おいしくなーれ!」とおまじないの言葉をかけて蓋をします。

約3ヶ月寝かせたら飲みごろ。どんな味の梅酒ができるか、何をアテに飲もうか…完成が待ちきれません!
私が密かに楽しみにしている食べ方は、黒糖梅酒をバニラアイスクリームにかけて食べること。大人の味になって絶品だそうですよ…!

こうして実際に自分で作ってみると、たっぷりの梅が使われていることや、誰かの手仕事による手間ひまがかけられていることなど、見過ごしていた大切なことに気づかされます。
瓶が空っぽになるまで、少しずつ大事に飲みたいなという気持ちにもなりますよね。

うめしごとは繊細で難しそう、失敗したらどうなっちゃうのかしら、と思ってなかなか始められないでいる方も、神経質にならず楽しみながらまずは何かひとつ、挑戦してみてはいかがですか?

瓶ごし
HAFURI-MEのウメ果実水

HAFURI-MEの成分には保湿成分として「オーガニックウメ果実水」が配合されているのをご存知ですか?
有機JAS認証を受けているウメ果実水から抽出した果実蒸留水。
角層への浸透性に優れ、保湿効果があり、肌のかさつき・乾燥に良いとされています。

日本古来からさまざまな方法で私たちの生活に馴染んでいたウメ。
お肌につけるものはできるかぎり、姿形がすぐに思い浮かぶ親しみのある果実や植物で作りたい。そんな思いからHAFURI-MEはウメ果実水を選んでいます。

Edit:レトロワスタッフ


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